日本発信!「うた」が世界の人びとを結ぶ!

京都大会のテーマソングの作曲を、YMOの活動や映画『ラストエンペラー』などの作曲で世界的に知られる坂本龍一さんにお願いしました。 「日本の合唱人15万人がこぞって世界の人びとを迎えるにふさわしい、すべての人が楽しめる作品を」。 そんな主旨に坂本さんも大いに賛同してくださり、作曲を快諾。 このテーマソングは大会期間中、オープニングガラコンサートをはじめ、あらゆる機会にみなさんの耳に聞こえてくることになるはずです。 ア・カペラ・コーラスで、オルガン付きのコラールとして、あるいはソロ・ヴァージョンで、さまざまな編成によって歌われる予定のテーマソング。 テキストは、大会全体のテーマでもある「Cantus populi, cantus mundi. Cantus omnibus unus.(人びとの歌 世界のうた 歌は人びとを結ぶ)」。 文字どおり、世界の人びとを結ぶ「うた」が今、生まれようとしています。


坂本龍一(音楽家):1952年1月17日東京生まれ。東京芸術大学作曲科、同大学院音響研究科修士課程修了。78年、高橋幸宏、細野晴臣とYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)を結成、テクノポップの世界的なムーブメントを牽引する。83年に散開。同年、映画『戦場のメリークリスマス』に主演。音楽も担当し高い評価を得る。87年にはやはり俳優としても出演した映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー賞オリジナル作曲賞、グラミー賞など受賞多数。ジャンルを超えた世界的アーティストとのコラボレーションも数多い。CDリリース多数。最新アルバムは2004年2月に発表した『CHASM(キャズム)』。合唱関係の作品としては、オペラ《LIFE》(1999年)、合唱曲《小説》(テキスト:村上龍/1982年)などがある。