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  ♪ 世界合唱の祭典 京都(第7回世界合唱シンポジウム)♪
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vol.2 <2004/03/06号>    http://www.jcanet.or.jp/wscm/
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□目次□
⇒01:Dream has come
⇒02:招待合唱団が内定!
⇒03:特別招待合唱団紹介
⇒04:募金のお願い
⇒05:編集後記

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⇒01:Dream has come
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 世界的合唱イベント、合唱シンポジウムが日本で開催出来ればとの願いは、
第3回カナダ大会後、日本からの参加者の間では、夢物語としてありました。
それが来年実現するのです、まさに"Dream has come"です。この様に、私達日
本の合唱人がこの大会に期待するものは大きいものがありますが、初めてアジ
アで開かれる大会に世界は注目しております。招待合唱団公募に 150を越える
合唱団が集まったのを見てもわかります。
 国際合唱連合(IFCM)はユネスコ国際音楽協議会(IMC)の一員とし
て世界の合唱音楽団体、指揮者、作曲家が国家、宗教、人種、等を超えて交流
し合唱音楽の振興、発展のため活動を行っています。中でも世界合唱シンポジ
ウムは最も重要で総合的な催しの一つであります。日本の合唱、世界の合唱が
展開されるなかで共に学び、共生、融合、発展があると思います。皆様の積極
的な参加で、この大会を成功させたいと願っております。

                       IFCM副会長 洲脇光一
                        
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⇒02:招待合唱団が内定!
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 メーン会場の「京都コンサートホール」のステージに立つ「招待合唱団」は、
IFCMが世界中から公募したところ、154 団体の応募が寄せられました。こ
の中から海外20ケ国22団体と、ホスト国である日本の国内合唱団10団体が「招
待合唱団」に選ばれました。
 国内からの応募の中から決まったのは、以下の10合唱団です。国内招待合唱
団には、海外からの招待合唱団とは少し違った立場で、ワークショップのモデ
ル合唱団、そしてオープニングガラコンサートからクロージングガラコンサー
トまで、さまざまな場面で活躍していただきます。         (S/K)

 ヴォーカルアンサンブル<EST>(三重・混声・向井正雄指揮)
 合唱団京都エコー(京都・混声・浅井敬壹指揮)
 クールジョワイエ(愛知・男声・高須道夫指揮)
 グリーン・ウッド・ハーモニー(宮城・混声・今井邦男指揮)
 ザ・タロー・シンガーズ(兵庫・混声・里井宏次指揮)
 室内合唱団VOX GAUDIOSA (埼玉・混声・松下 耕指揮)
 ジャパンユース合唱団(混声・松原千振指揮)
 多治見少年少女合唱団(岐阜・児童・田中信昭指揮)
 東京少年少女合唱隊(東京・女声・長谷川久恵指揮)
 なにわコラリアーズ(大阪・男声・伊東恵司指揮)                                

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⇒03:特別招待合唱団紹介
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★BBCシンガーズとバッハ・コレギウム・ジャパンがやってくる

「特別招待合唱団」としてBBCシンガーズ(イギリス)とバッハ・コレギウ
ム・ジャパン(日本)が参加します。ご期待ください。

◇BBCシンガーズ(イギリス)◇
1924年創設。80年の歴史を持つ。英国で唯一のプロ合唱団として知られる。そ
の名の通り、BBC放送から生れた。レパートリーは、15世紀から現代音楽ま
でと、幅広い。英国国内はもとより、海外公演も多く、実力は世界的にも折り
紙つき。「超一流」、「深い感銘を与える名人」と、最近のコンサート評にも
掲載される。
 http://www.bbc.co.uk/singers/
(音源もあります。)

◇バッハ・コレギウム・ジャパン(日本)◇
日本を代表するオルガン、チェンバロ奏者の鈴木雅明氏が、世界の第一線で活
躍するオリジナル楽器のスペシャリストを擁して1990年に結成した、合奏と合
唱からなるグループ。ヨハン・セバスティアン・バッハの宗教作品を中心とす
るバロック音楽を上演している。2000〜2003年の欧米ツアーは絶賛された。
 http://www.bach.co.jp/
                               (S/K)

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⇒04:募金のお願い
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 全国各地の合唱連盟、合唱団、個人の方から募金が寄せられています。1月
には 7件 合計 323,232円 の募金をいただきました。ご協力ありがとうご
ざいました。
 この祭典の成功のカギは合唱を愛する方々のご協力です。今後とも財政面に
限らずみなさんのご理解とご支援をお願いします。
 2004年1月31日現在の募金累計は 4,710,049円です。
 募金にご協力いただいた方のお名前はホームページに記載しています。
 http://www.jcanet.or.jp/wscm/ws7-Frame-j.html

*免税措置を希望される皆様へ:現在、免税措置を受けるための手続きを準備
しています。申し込み方法など改めてお知らせしますので、今しばらくお待ち
ください。                           (N)

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⇒05:編集後記
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 シンポジウムと言えば、学問的な公開討論の場、と思うのが普通です。一昨
年夏、米国はミネアポリスで開かれた第6回世界合唱シンポジウム。見物がて
ら参加した私も、最初はそんな先入観を抱いていました。ところが、実際は大
違いでした。
 午前中は、多彩で興味深いワークショップ、セミナーが数々開かれ、午後か
ら夕方にかけては、世界各国の招待合唱団などによる魅力的なコンサート。こ
のスケジュールが、8日間にわたって連日続きます。まさに「合唱漬け」の日
々です。で、夜は?実は、もう一つの「シンポジウム」が夜遅くまであるので
す。
 もう一つの「シンポジウム」。その意味を、メールマガジンの読者にだけ、
こっそりお教えしましょう。symposium という英語は、ギリシャ語からラテン
語を経て来たもので、もともとは「共に酒を酌み交わしながら話し合う」こと
を意味する言葉だそうです。ちなみに、Symposium と大文字で始めればプラト
ンの作品「饗宴」を指す、と辞書(小学館「プログレッシブ英和中辞典」)に
はあります。だから、硬いばかりがシンポジウムではない。学びながら合唱を
楽しみ、そして飲みながら音楽を語り合う──それもまた合唱シンポジウムな
のです。
                         編集委員 神野峯一

 前号「ワークショップ/セミナー紹介」に掲載した指揮マスタークラスの講
師名の日本語表記について、M先生から「Peter Erdei 氏は『ペーテル・エル
デイ』ですよ」との電話。拠り所がほしいとハンガリー大使館に問合せてみた
ら、正にそのとおり。M先生ありがとうございます。
 そこで、Dan-Olof Stenlund 氏についても念のためにスウェーデン大使館に
照会しました。すると「ダーン‐オーロフ・ステーンルンド」と読むとのこと。
 それぞれ、そのまま読めばいいじゃないかとお思いでしょうが、世界は広い
のです。例えば、IFCM会長のHemberg 氏は「ヘンベリ」と読むのですよ。
それより、他の講師陣のお名前も調べておかなくては…。 (E)

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(社)全日本合唱連盟 第7回世界合唱シンポジウム実行委員会事務局
   発行人:吉村信良 編集長:関 達治

 問い合わせ: ws7@jcanet.or.jp
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