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  ♪ 世界合唱の祭典 京都(第7回世界合唱シンポジウム)♪
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vol.19 <2005/4/18号>    http://www.jcanet.or.jp/wscm/
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★☆★ シンポジウム開催まで、あと100日となりました!! ☆★☆

□目次□
⇒01:京都駅大階段でテーマ曲を!
⇒02:シンポジウムコンサートのチケット販売について
⇒03:世界合唱シンポジウム参加の合唱指導者に助成
⇒04:寄付をありがとうございます
⇒05:京都サウンドスケープ・ツアー004

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⇒01:京都駅大階段でテーマ曲を!
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 いよいよ「世界合唱の祭典 京都」開幕まであと 100日。でも京都の『祭』
の始まりは、実はその4日前なのです。開幕の3日前に当たる24日(日)は、
コンサートホールで京都合唱祭を開催。大小2会場を使い、 100を越える加盟
団体の演奏と30余のグループによるアンコンを。更には、ちょっと早めに来て
いただける講師の先生にオープンシンギングやミニセミナーをお願いして、一
足早くシンポジウムの雰囲気を味わいます。うまく行けば世界の指導者とお話
する特権が得られるかも。そしてもう一日前の23日(土)は前夜祭。幅26m、
高低差30m、 171段の京都駅大階段に集まって、大会テーマ曲を大合唱します。
京都はもとより大阪や兵庫からと、総勢2千人が集まる大イベントです。平安
神宮、京都市役所前を経て京都駅では午後7時から8時半。もちろん、どなた
でも参加していただけます。その後は京都タワーの下でビアパーティー。ゆか
た姿でパーティー参加は半額とか。
                             足立 充宏
                        京都府合唱連盟事務局長

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⇒02:シンポジウムコンサートのチケット販売について
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 シンポジウムの参加登録者は、登録期間中のすべてのコンサートに入場する
ことができますが、ご都合でコンサートにしか行くことが出来ない方も多いは
ず。実行委員会では、この世界最高レベルの素晴らしい演奏会を多くの方に聴
いていただきたいと、チケットだけの販売も予定してます。
 ただし京都コンサートホールの収容人数は1800人。参加登録者の状況によっ
て、チケットの販売枚数が変わりますので発売時期は5月半ば以降を予定。詳
しくは、おってホームページに掲載しますので、しばらくお待ちください。

   コンサートチケット代(予定)
    オープニングガラコンサート 4000円
    クロージングガラコンサート 6000円
    スペシャルコンサート    5000円
    アフタヌーンコンサート   3000円
    イブニングコンサート    4000円

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⇒03:世界合唱シンポジウム参加の合唱指導者に助成
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 全日本合唱連盟では、合唱指導者の育成を目的として、シンポジウムの全期
間参加登録者を対象に助成します。

●応募資格
  第7回世界シンポジウムの全期間参加登録者で、開催期間中40歳未満の合
  唱指導者。
●助成人数
  5名以内
●助成額
  一人につき 50,000円
●提出書類
  1)要項・申込書(全日本合唱連盟に請求、またはホームページからダウ
    ンロードしてください)
  2)推薦書(全日本合唱連盟傘下の都道府県地区合唱連盟の理事長による
    推薦書)
●応募締切
  2005年5月31日必着(到着分で締め切り)
●選考方法
  全日本合唱連盟のセミナー委員会(委員長松川暢男)が書類審査で採否を
  決定します。
●選考結果の通知
  応募者本人宛に郵便により通知します。
●義務
  シンポジウム参加後、レポート(400字×5枚=2,000字)を提出していた
  だきます。レポートは当連盟会報ハーモニーに掲載する場合があります。
●お問い合わせ先
  (社)全日本合唱連盟
  〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社内
  TEL.03-5540-7813 FAX.03-3544-1964
  E-mail:jcajim@jcanet.or.jp  URL:http://www.jcanet.or.jp

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⇒04:寄付をありがとうございます
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 全国から寄せられた寄付金が2400万円を超えました。ありがとうございます。
シンポジウムをこれほどの多くの合唱仲間が支えてくださっていることに感激
するとともに、責任の重さも痛感しています。
 シンポジウムの成果が日本の合唱界の財産となるようにいっそうの努力をい
たします。                            (N)

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⇒05:京都サウンドスケープ・ツアー004
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先斗町から

 京都夜遊びの名所、先斗町(ぽんとちょう)も、バブルとその崩壊を境にず
いぶん変わってしまったようで、一見さんおことわりのお茶屋さんがめっきり
減ったみたい。この通りに古いジャズバー『ハロー・ドーリー』があります。
店頭に飾られたドリス・デイの古いLP、洩れ聴こえるジャズ。ある意味ヤボ
になってしまった先斗町にあって、これこそが変わらぬこの街の「音の風景」
かもしれません。23歳の店長さん、実は少し前まで男声合唱団でシューベルト
や多田武彦を歌っていたといいます。今は仕事が忙しくて合唱はお休み、とい
う店長は「まさかこの店でコーラスのお話ができるとは。」とびっくり。僕も
びっくりです。
 
 ハシゴをしよう。この通りをさらに北へ上がると、『魔女利華』という、暴
走族のレディースみたいなとっても怪しい名前の店があります。お茶屋さんと
は別の意味で「一見さんおことわり」のオーラ漂うドアを「えい」と開ければ、
なんとも不思議な空間にジャズが流れています。ここで面白い女性僧侶と出会
いました。

 釋彌光(しゃく・みこう)さんこと工藤美彌子さん。昔、ピアニストの山下
洋輔さんらが所属する音楽事務所「ジャムライス」でボーヤ(要はパシリ=下
級労働者ですな)を勤めたあと、いろいろあって京都で仏門に。そして「寺か
ら外へ出て、同じ目線で人々と向き合い仏法を伝えるために」菜食・自然食レ
ストラン「彌光庵」を開店。そのコンセプトは「いのちを大切に」。そして音
楽を通じて「非戦」のメッセージを発信しています。店にはネコ、そしてジャ
ズ。(ジャズ・ミュージシャンのこと、スラングで Catっていうんだよね。そ
ういえば。)「諸行無常カレー」がおいしい。お酒もアリ。肉はなし。

 次の日、お釈迦様の誕生日に、彌光庵の開店十周年記念ライブが東本願寺大
谷ホールで開かれました。ボーヤ時代「ミヤちゃん」と可愛がってくれた山下
洋輔(pf)、小山彰太(ds)、吉野弘志(b)、 向井滋春(tb)が東京からお祝いに駆
けつけ、地元京都の若手、登敬三(ts)も加わって繰り広げる即興演奏をかぶり
つきで堪能。フリージャズは古いだのゲンダイオンガクはひとりよがりだの言
う奴を殴りたくなりますね。こういう凄い演奏でぶちのめされると。

 ステージの最後、美彌子さんが挨拶に立ちました。決して平坦ではない10年
だったのかなあ。万感を込めてこんな話をしました。曰く。「目出度い」とい
う言葉の元は、「愛でたい」。辛いことや悲しいことさえも「愛でたい」、そ
んなキモチになりたいのだと。金曜日の夜でした。打ち上げ、朝の5時まで洋
輔さんたちとミヤちゃんは楽しんだそうです。

 翌土曜の夜、僕たちにとって非常に辛い出来事が京都でありました。さらに
明けて日曜日。たった数時間前にかけがえのない指揮者を失った悲しみを抱き
しめつつ、僕の仲間たちが演奏会を最後まで歌い切ったとき、舞台袖で聴いて
いた僕の頭をまずよぎったのが、ミヤちゃんの、あの言葉でした。これも何か
のご縁、としか言いようがありません。
                              山口 敦

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(社)全日本合唱連盟 第7回世界合唱シンポジウム実行委員会事務局
   発行人:吉村信良 編集長:関 達治

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