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  ♪ 世界合唱の祭典 京都(第7回世界合唱シンポジウム)♪
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vol.21 <2005/6/17号>    http://www.jcanet.or.jp/wscm/
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□目次□
⇒01:いよいよ本番!! 「長野県合唱祭in京都」も企画大詰め
⇒02:参加登録〜全期と後半は受付終了
⇒03:サテライトシンポジウム情報その1
⇒04:京都サウンドスケープ・ツアー005

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⇒01:いよいよ本番!! 「長野県合唱祭in京都」も企画大詰め
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 緑の風が涼しい信州で、郭公ののどかな声を聞きながら、熱い京都のシンポ
ジウムに思いを馳せています。「いよいよ」という感じでワクワクします。皆
様も同じ思いと存じます。
 メルマガ愛読の皆様は、もう「長野県合唱祭in京都」の情報はご承知ですよ
ね。私ども「長野県合唱祭in京都」実行委員会も企画運営の追い込みで多彩な
日々です。プログラムも以下のような盛りだくさんの内容になります。
 幸いなことに、全日本吉村理事長、シンポジウム委員長の浅井先生はじめ多
くの京都の皆様のご支援で、遠方にもかかわらず、余りストレスを感じること
なく準備を進めています(なんと、京都府合唱連盟の永井先生には長野県合唱
祭の実行委員にもなっていただいております)。これは、とてもありがたいこ
とです。
 友情出演としては、埼玉から女声合唱団「彩音」、岐阜大学OBOGの「合
唱団GMC」、京都から「合唱団京都エコー」と「京都木曜会」の皆さんに加
わっていただきます。海外組みの演奏も含めて、贅沢な合唱祭になります。そ
して、長野県からは、何台ものバスを連ねての「京都入り」です。これも圧巻
!!。
 ということで、あとは、皆様のご来場をお待ちするだけになります。シンポ
ジウムの中日、「おかあさんコーラスコンサート」に行けない方は、ぜひ京都
会館へどうぞ。ご一緒に楽しく歌いましょう。

                             堀内 征治
                         長野県合唱連盟理事長
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1.日時・会場
  2005年(平成17年)7月31日(日) 13:00〜17:00
  京都市 京都会館第一ホール

2.開催内容(プログラム)
 ・オープニング 「歓迎!! 世界合唱シンポジウム」
 ・第一部 「音と映像による信濃からの発信」part1
       長野県合唱連盟加盟団体 11団体による単独演奏
 ・第二部 「県歌<信濃の国>を唄う」
       信濃の国、こんな編曲はいかが?
       信濃の国大合唱<長野県人会の皆様とともに>
 ・第三部 「グローカル(Global Local)に友を得て・・・」 
       シンポジウム参加の外国合唱団の演奏(3団体)
       他県よりの友情出演演奏(3団体)
 ・第四部 「音と映像による信濃からの発信」part2
       長野県合唱連盟 各地区単位の合同演奏
 ・クロージング「せっかくだから関西の著名指揮者と歌おう」
        参加者(お客様も含む)全員での合同演奏

3.お問い合わせ horiuchi@ei.nagano-nct.ac.jp

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⇒02:参加登録〜全期と後半は受付終了
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 おかげさまで多くの方に参加登録いただき、6月1日をもって、全期と半期
(後半)の参加登録の受付けを終了しました。半期(前半)の参加登録のみ、
FAXにて受付しています。第2次アナウンスメント添付の参加登録用紙にて
お申込みください(公式ホームページからもダウンロード可能)。

 1日だけのワークショップ/セミナーに参加できる「1日登録」については、
参加当日、『国立京都国際会館』1階にて受付いたします。「1日登録」は、
これまで全日本合唱連盟に加盟した合唱団の方などに対象を限定していました
が、一般の方にもご利用いただけるようになりました。
   1日登録料 一般 10,000円
         学生  8,000円
    ※8月1日(月)は、上記登録料の半額とします。

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⇒03:サテライトシンポジウム情報その1
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 京都だけではもったいない、せっかくやってきた世界の合唱団を地元に招こ
う、もっと多くの人々に素晴らしい演奏を聞いてもらおう、という企画がサテ
ライトシンポジウム。京都までいらっしゃれない方、また京都だけでは足りな
いという方、ぜひ足を運んでください!

◎広島県

 7月28日(木)18:30 安佐南区民文化センターホール(広島市)
  出演:スコラ・ゴティア(スウェーデン)
     ニューヨーク市・ヤング・ピープルズ・コーラス(アメリカ)
     広島ジュニアコーラス、東広島児童合唱団、エリザベト音楽大学
     付属音楽園合唱団プエリ・カンタンテス
  前売券:2,000円(当日券 2,500円)
  問い合わせ:安佐南区民文化センター TEL 082-879-3060

◎福井県

 8月3日(水)19:00 ハーモニーホールふくい大ホール(福井市)
  出演:サン・ミゲル・マスター・コラール(フィリピン)
     コーラスグループうたうた
  入場券:2,000円
  問い合わせ:ハーモニーホールふくいチケットセンター TEL 0776-38-8282

◎和歌山県

 8月4日(木)19:00 和歌山市民会館小ホール
  出演:広東実験中学校合唱団(中国)
     和歌山児童合唱団
  入場券:2,000円
  問い合わせ:和歌山児童合唱団 TEL 073-423-2588 

◎三重県

 8月4日(木)19:00 三重県総合文化センター大ホール(津市)
  出演:カンティクム室内合唱団(オーストラリア)
  入場料:1,000円
  問い合わせ:三重県合唱連盟(担当:常住)micchhama325@yahoo.co.jp

◎岐阜県

 8月5日(金)18:30 各務原市民会館大ホール 
  出演:カンティクム室内合唱団(オーストラリア)
     岐阜高校音楽部 
  入場料:1,800円
  問い合わせ:三重県合唱連盟(担当:常住)micchhama325@yahoo.co.jp

◎愛知県

 8月6日(土)14:00 しらかわホール(名古屋市)
  出演:カンティクム室内合唱団(オーストラリア)
     岡崎混声合唱団 
  入場料:2,500円
  問い合わせ:三重県合唱連盟(担当:常住)micchhama325@yahoo.co.jp

◎東京都

 8月6日(土)19:00 東京芸術劇場大ホール(豊島区)
  出演:BBCシンガーズ(イギリス)
  入場料:S5,000円、A4,000円、B3,000円 
  問い合わせ:東京都合唱連盟 TEL 03-3544-5433

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⇒04:京都サウンドスケープ・ツアー005
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CONTAXカメラへのオマージュ

 Hiromix の影響でしょうか?若い女性がちょっと古めのカメラをぶらさげて
街を歩く姿をこのごろよくみかけます。京都でも出会いましたよ。京都にたく
さんある路地、それにお寺さんや町家には、できるだけ広角のレンズが欲しい
ところ。構造上、デジカメが最も不得意とする分野です。そこでフィルムカメ
ラの出番。

 今でこそデジカメを使う私ですが、初めてのマイ・カメラはCONTAXのフィル
ムカメラT-vs。これを発売以来使い続けてきました。エルサレム、ベルリン、
パリの演奏旅行をはじめ、世界中をお供した伴侶です。ところがある時、私、
浮気しました。友人が一日だけ貸してくれたのが同じCONTAXの G2にカール・
ツァイスのビオゴン・レンズ21mm。T-vsの28mm画角から、さらに未踏の21mmと
いう超広角の世界を知ってしまった。もう戻れません。

 しかしCONTAXのG2、いかんせんカバンに入れて日常持ち歩くには少々大きす
ぎ。泣く泣く諦め中古で買ったのが同じ21mm画角のリコーGR21。製造終了後プ
レミアまで付いた伝説のカメラです。この、胸ポケットに入ってしまう超コン
パクトカメラは、京都旅行でも大活躍しています。

 ところがこの銘器GR21に泣き所があります。それはフィルム巻き上げモータ
ーの轟音。CONTAXの、軽やかで俊敏、それでいて重心が低い音に比べると、ま
るでダンプカーのよう。ちょっとライブハウスでシャッターを押す勇気が萎え
る音です。歴史に残る名レンズを持つのに、この音のデザインには納得がいか
ない!

 「やっぱりCONTAXはドイツの職人魂だからね。」というそこの人。CONTAXの
音は日本の音なのですよ。カメラに詳しい方ならご存知でしょうが、70年代以
降のCONTAXの系譜はツァイスのレンズ、京セラのメカ、それにポルシェのデザ
インチーム、この三位一体であります。

 無理矢理「京都」にこじつけましたね。しかし、毀誉褒貶いろいろの「京セ
ラ教」の企業哲学が、ある意味一番素晴らしくカタチに現れたのがCONTAXでは
ないかと思います。京セラは、倒産した中小企業の債権回収、つまりは借金取
りに押し掛ける時、エンジニアが同行したそうです。貸した金ではなく技術を
見ていたのですな。この慧眼があってこそ、つぶれかけたヤシカカメラとツァ
イスのコラボレーションが存続した、といってもいいでしょう。

 しかし先日、京セラはついにContaxカメラの製造を終了。低価格競争に呑み
込まれてしまった。残念です。いい道具を持ち、親から子へ受け継いで永く使
う喜び、というものが、どんどん日本からなくなっています。

 同じドイツ原産でも、ストイックにクラシックカメラのカタチを守るライカ
党と比べると、CONTAXにはなんとなく「華」とか「艶」とか「洒落」とかがあ
ったように思います。70年代からいち早くデザイナーズブランドのイメージを
創った、そのあたりの戦略がコアなカメラファンに言わせると「軟派」「堕落」
とも映るのだそうですが、いいじゃないか。合唱も好きだけれど、オシャレも
する、美味しいものも食べたい、街歩きもしたい、いろんな音楽を聴きたい、
映画もね。そんな「やわらかな」僕の合唱仲間たちの顔をふと思い出したりも
するのです。

 「だからカメラとサウンドスケープと何の関係があるんだよ」とまだ思って
るそこの人。この話には続きがあります。続きはまた次回。
                          
                              山口 敦

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(社)全日本合唱連盟 第7回世界合唱シンポジウム実行委員会事務局
   発行人:吉村信良 編集長:関 達治

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