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  ♪ 世界合唱の祭典 京都(第7回世界合唱シンポジウム)♪
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vol.23 <2005/7/23号>    http://www.jcanet.or.jp/wscm/
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□目次□
⇒01:いよいよ来週お会いします!
⇒02:第2回アジア・パシフィック合唱サミットを開催します
⇒03:京都Voice Cafeより
⇒04:京都サウンドスケープ・ツアー007

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⇒01:いよいよ来週お会いします!
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 京都も祇園祭が終わり、盛夏の季節となってきました。合唱の祭典の熱気と
もあいまって、気温もどんどん上がっています。
 第7回世界合唱シンポジウムは、いよいよ来週の7月27日に開幕します。皆
様をお迎えしようと準備もラストスパートに入っています。会場に下ろすバナー
(垂れ幕)も出来上がってきました。
 また、事前登録も予想をはるかに越えましたが、これも皆様の声援の賜物と
感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。シンポジウムコンサートの入場券も完売
が増えてきていますが、一部の入場券はまだ余裕がありますので、ホームペー
ジなどでご確認ください。
 熱帯夜も続くことになりそうですが、くれぐれも体調を整えて京都にお越し
ください。全部のイベントに参加するには、体力がいりますからね。
 それでは、オープニングガラコンサートで皆様とお会いすることを楽しみに
しています。実りの多い、国際シンポジウムになりますように祈っております。

                          編集長  関 達治

!ご注意を!:参加者登録は7月27日午後1時から京都国際会議場で行ってい
ます。時間の余裕を持って登録手続きをおすませください。京都コンサートホ
ールでは登録手続きを行っていませんのでご注意ください。

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⇒02:第2回アジア・パシフィック合唱サミットを開催します
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 アジア・南太平洋地区には、これまで国際的な合唱の機関がありませんでし
た。そこで韓国、釜山(プサン)に国際合唱連合(IFCM)の事務局を設置
し、国際的な合唱組織を発足させる準備段階として、昨年、釜山で開催にこぎ
つけたのが「アジア・パシフィック合唱サミット」です。この地区のIFCM
理事、アドバイザー、各国の代表者が構成メンバーとなって、活発な意見交換
がなされました。その席で、この「合唱サミット」を毎年続けていくことが決
定され、2005年は、シンポジウムの会期中に京都で開催することになったので
す。

 京都での「合唱サミット」、会の前半は各国からの合唱活動の報告と協議で
すが、後半は事務局がある韓国、釜山より釜山市長をお迎えして、立食懇親パ
ーティーを行ないます。どなたでも参加できますので、ぜひおいでいただき、
アジアの方々との交流を深めていただければと思います。

第2回アジア・パシフィック合唱サミット(2nd Asia-Pacific Choral Summit)
 日時:7月28日(木)16時30分〜18時30分
 会場:国立京都国際会館内 「スワン」

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⇒03:京都Voice Cafeより
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子どもたちとの交流イベントが決まりました。

 シンポジウムのフリンジ・プロジェクト「京都Voice Cafe」では、さまざま
な「周辺的なこと」を企画してきましたが、実は京都委員会の方から、一番優
先して実現したいね、と励ましていただいたのが、京都の子どもたちと海外の
コーラスとの交流機会をつくることでした。

 各方面のご協力をいただき、ふたつの催しが実現しましたので、ご報告しま
す。7/29(金)1時〜2時半、グアテマラの「ビクトリア合唱団」(場所は
京都造形芸術大学「こども芸大」)。また8/3(水)9時〜10時20分には、
コンゴ民主共和国からの「ラ・グラース」(場所は京都市立第四錦林小学校体
育館)です。両校のご好意により、一般の参加も歓迎ですが、安全管理上、セ
ッションの前日までにファックスで氏名を届け出る必要があります。詳しくは
ホームページもしくはシンポジウム会場の「京都Voice Cafeインフォカウンタ
ー」にて。

京都Voice Cafe http://voice-cafe.org/

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⇒04:京都サウンドスケープ・ツアー007
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ここでしかできないこと

 16日の土曜日は宵山。京都で知り合ったジャズシンガーと四条烏丸の交差点
で待ち合わせましたが、ここで待ち合わせること自体無茶どすな、と友人に笑
われました。どえらい人、人。52万人の人出とか。交差点のおまわりさんの笛
の音、スピーカーから流れるお囃子の音、そして子どもたちの物売りの声と歌
はナマ声で。

 翌日、木屋町通に「Art Beat」というアートイベントを見に行きました。木
屋町通三条界隈は、鴨川対岸の祇園と並ぶ歓楽街ですが、最近では風俗店の呼
び込みがエゲツなく、評判がよろしくない。ここに立誠小学校という廃校にな
った学校があります。Art Beatはこの学校をまるまる借り切り、校舎、校庭か
らトイレに至るまですべてアートづくし。いわば美大の学園祭のノリで、現代
アートに興味がある人間には楽しい企画でした。校庭ではアフリカン・ドラム、
それに暗くした部屋での行灯展は幻想的。廊下には過去の卒業写真が引き伸ば
されてずらりと並ぶ。。。

 このイベントのプロデューサーからメールをいただきました。「立誠小らし
さを出せたと思う。」かつての小学校が少子化のために廃校になりながらも、
いま、地域の人たちが運営してまちおこしの拠点として再生されつつあります。
アートに形を変えながらも、なんとなく不思議でワクワク、何が起こるかわか
らない日々の連続、という(思い起こせばそうだったよなぁ)「小学校という
もの」のメタファー(暗喩)。

 美術館という「ハコ」を脱出し、「まち」へと出ていったアートが、たまた
まこの三日間「学校」に宿り木をして、「ここでしかできない」形を結ぶ。現
代アート用語でいうと Site-Specific。「その場限り」「おあつらえ」。京都
っ子であるプロデューサー氏の「場」へのこだわりが感じられたイベントでし
た。「世界合唱の祭典 京都」もまた、そうでありたいなと思います。
                               山口 敦

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(社)全日本合唱連盟 第7回世界合唱シンポジウム実行委員会事務局
   発行人:吉村信良 編集長:関 達治

 問い合わせ: ws7@jcanet.or.jp
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