-☆---------★---------☆---------★---------☆---------★---------☆-
  ♪ 世界合唱の祭典 京都(第7回世界合唱シンポジウム)♪
               メールマガジン
-------☆---------★---------☆---------★---------☆---------★------
vol.24 <2005/7/27号>    http://www.jcanet.or.jp/wscm/
----------------------------------------------------------------------
□目次□
⇒01:現地よりの速報体制になりました!
⇒02:前夜祭+京都合唱祭
⇒03:京都委員会より●前夜祭、そして合唱祭。音の風景を撮る

--------------------------------------------------------------★☆★☆
⇒01:現地よりの速報体制になりました!
----------------------------------------------------------------------
 開幕まであと12時間をきりました!これまで東京・恵比寿の事務局から発
信してきたこのメールマガジン。この号からは場所を京都に移して、速報版と
してみなさまにお伝えするモードに移りました。・・・というか今、事務局は
東京>京都へ大引っ越し作業中。事務局長もデスクトップPCを抱えての上洛の
ため、一時的にこのメルマガ発信元は某編集部員のマックに宿り木状態です。
 これから、状況に応じ、適宜このメルマガでお知らせをお送りします、もち
ろん会場のインフォボード、それに「世界合唱の祭典」websiteにも情報をアッ
プロードの予定です。どうか宜しくお願いいたします。
                          編集長  関 達治

--------------------------------------------------------------★☆★☆
⇒02:前夜祭+京都合唱祭
----------------------------------------------------------------------
 7/23土曜・京都合唱祭前夜祭+世界合唱シンポジウム・プレイベント
 7/24日曜・京都合唱祭

シンポジウム開幕を直前に控え、京都府合唱連盟が気勢をあげました。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kyoto-jca/maturi-700-pure.htm
http://www002.upp.so-net.ne.jp/kyoto-jca/maturi-000.htm

 夏の京都にしてはやや涼しめ、でも天気晴朗の23日夕刻。京都市役所前の
大広場にてまずは千人の大合唱。最後は大きな環になっての「遥かな友に」で
した。

 そして翌24日も好天に恵まれたなか、京都コンサートホールで大お祭りが
くりひろげられました。ゲストにはシンポジウムから芸術委員長の長谷川冴子
さん、そしてシンポジウムコンサートの司会を務めるイエルン・シュライナー
さんも参加し、まずはシンポジウムの「オープンシンギング」の体験をいち早
く。

 毎年「京都会館」で開催されてきた合唱祭は、今年はじめて会場を京都コン
サートホールに移しました。悪名高い(?)京都会館の音響条件と比べると、
コンサートホールの声の響きは暖かく伸びやか。歌うひとたちも聴くひとたち
にとっても心地よいもので、好評。いっぽう、例年の名物、ホール外のあちこ
ちを賑わす練習風景が、今年はホールの事情によりできず、「歌たち」がホー
ルのなかに閉じ込められてしまった点は、ちょっと評価が分かれたかもしれま
せん。[⇒03]で、前夜祭と合唱祭の速報レポートを書いてくださった叉三郎さ
んは、スタッフとして一眼レフカメラを手に両日とも駆け回っていらっしゃい
ました。「LIVE!の人」です。叉三郎さん、今日からはじまるシンポジウムで、
生き生きとした「音の風景」が記録できるといいですね。
(A.YA)

--------------------------------------------------------------★☆★☆
⇒03:京都より●前夜祭、そして合唱祭。音の風景を撮る
----------------------------------------------------------------------

 家を出たときは余裕だった。用事を済ませ、近くで「お茶」して京都合唱祭
前夜祭に早めに到着する予定だった。名古屋へ花を送るため、花屋を探した。
一軒目。「うちでは取り扱っておりません」の一言から、時間が狂いだした。
三軒目でやっと見つかる。このあとコミニュティ会場との打ち合わせも長引く
など、電車に飛び乗ったのが18:10。到着は18:35予定。間に合わな
い。手前で降りてタクシーで行けば間に合うかも・・・。あせりは禁物である。
よけいに遅れてしまった。18:43。ブルー。

 夕暮れ時の音と光の速さは、昼間のようにノンビリと待ってくれはしない。
一呼吸するごとに、車の音は増え、人の声が増え、呼び込みの声が交叉してい
く。シャッターをひとつ切るごとに、光の量が減っていく。私は、そこらにご
ろごろ転がっている、単なるアマチュアカメラマン。この大きなイベントを人
に伝える写真が、はたして撮れたのだろうか。少し気持ちはへこんでいた。

 終わってから「ちょっと悔しい酒」を飲んで家路についた。

 毎年、人の活気を撮りたいと思っている。京都合唱祭、「祭」だよ。屋外で
練習しているグループがいる。パフォーマンスがある。2つの演奏会場とセミ
ナー会場を行き来するせわしない人の流れある。楽屋も狭い通路に人が溢れ、
走り回り、喚声が飛び交う。今年の京都コンサートホールは、その立地条件の
ため、それらは全て禁止されていた。

 しかたないよね。楽屋のほうも整然と整備され、じっとしていると、一人取
り残されたような感じがしないではない。しかし、歌う者にとって聴く者にと
って、ここは最高の環境だ。

 ひとりこまっているのは私だ。ロビーに出てみる。さすがに人は多い。ざわ
めいている。演奏会場内は当然(いつも)撮れないが、ロビーの、ただただ突
っ立っているだけの人々を撮るってのもねぇ。美人さんでも撮るか。いきなり
私はストーカーになってしまった。予想していたとはいえ、撮る時間がなかっ
た。イヤ「時間」はたっぷりあったのだが「撮る時間」がなかった。無事、合
唱祭は終了した。来年は京都会館へ戻ってほしいな、と思うのは私一人だろう
か。

 駅前で「美人酒」をひっかけ、家路についた。

(@叉三郎)

--------------------------------------------------------------★☆★☆
編集後記
 印象に残ったのは、京都府合唱連盟事務局の足立さんの言葉。足立さんは合
唱祭の司会役を務めました。客席に向かってこんなひと言。「知ってる人と一
緒に座るより、知らない人と座るほうが楽しいよ。」このコトバ、世界合唱シ
ンポジウムの本質をズバリ突いているとは思いませんか?

 今日以降、ご連絡することがあれば逐次このメルマガを発行しますが、シン
ポジウムの「日記」的なことは、むしろ「まるじゅんさんのシンポ応援サイト
」の掲示板でのほうが活き活きと参加者の皆さんの言葉を伝えられるのではな
いかと思います。ここからさらに世界が広がりますよ。
http://homepage3.nifty.com/marujun/wscm/

(A.YA)

-☆---------★---------☆---------★---------☆---------★---------☆-
 ▼メールマガジン登録・解除、バックナンバーはこちらへどうぞ。▼
  http://www.jcanet.or.jp/wscm/7thwscm/wscm_set.html

<<発行>>
(社)全日本合唱連盟 第7回世界合唱シンポジウム実行委員会事務局
   発行人:吉村信良 編集長:関 達治

 問い合わせ: ws7@jcanet.or.jp
 ご意見・ご感想をお寄せください。

「世界合唱の祭典 京都」(第7回世界合唱シンポジウム)
メールマガジン
vol.24 <2005/7/27号>
-☆---------★---------☆---------★---------☆---------★---------☆-
Copyright (c) 2005 Japan Choral Association
掲載記事の全文および一部の無断転載、引用を禁止します。